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過活動膀胱の治療に東洋医学は有効?同業の先生が身をもって体験した施術例
大阪市北区・南森町駅すぐにある鍼灸院「伝統鍼灸一滴庵」の加堂です。
今回は、過活動膀胱(頻尿・尿意切迫)でお悩みの方に特に参考になる、実際の臨床例をご紹介します。生活の質に大きく影響しやすい症状ですが、東洋医学的なアプローチで改善が期待できるケースが多くあります。
まずは、過活動膀胱について、西洋医学的な視点から簡単に整理しておきます。
過活動膀胱とは?(西洋医学の視点)
過活動膀胱(OAB:Overactive Bladder)は、西洋医学では
「急に強い尿意が起こる」「トイレが異常に近い」 といった症状が続く状態を指します。
代表的な症状は次の4つです。
尿意切迫:急に強い尿意が起こり、我慢が難しい
頻尿:1日の排尿回数が多い(通常は8回以上が目安)
夜間頻尿:夜中にトイレのために起きる
切迫性尿失禁:尿意を我慢できず漏れてしまうことがある
原因としては
膀胱を動かす神経のトラブル
内臓や筋肉の加齢性変化
ストレスによる自律神経の乱れ
などが挙げられ、検査で異常が見つからないケースも多くあります。
薬物療法が一般的ですが、副作用(口渇・便秘・血圧変動)で継続が難しい方も少なくありません。
そのため、「薬以外の方法を探したい」という方が鍼灸を選ばれることが増えています。
来院された背景
今回ご紹介する患者さんは 30代男性の鍼灸師さん。
普段は西洋医学中心の施術をされているのですが、東洋医学を深く学ぶため、東洋医学メインの鍼灸院を巡っていて、
「昔から急な尿意が我慢できない」「頻尿で生活が不便」
という主訴があるのでそれの改善を目的にしながら体験してみたいとのこと。
ただし、他院でも施術を受ける予定なので
「とりあえず3回だけ体験したい」
というちょっと変わった依頼でした。
東洋医学的な身体の状態
問診・脈・舌・腹を丁寧に確認し、弁証は、
腎気不固(じんきふこ):膀胱の締まりが弱く、尿意をコントロールしづらい
肝気逆(かんきぎゃく):ストレスなどで気が上逆し、排尿機能を乱す
この2つが症状を助長していると判断しました。
西洋医学でいう神経系の乱れ・自律神経バランスの不良が、東洋医学的には「腎と肝の働きの失調」として現れていると考えられます。
実際の施術内容
施術では、腎と肝の働きを整え、膀胱の機能を高めることを目的に以下を中心に実施。
百会
太渓
腹部棒灸
腎兪
陰部神経刺鍼
全身調整+局所的アプローチの組み合わせで、排尿に関わる神経系と臓腑の働きを立て直す内容です。
施術後の変化と反応
翌日、患者さんから
「急に尿意が我慢できるようになりました!」
と驚きの報告が。
もともとは3回受ける予定でしたが、
「これ以上改善すると他院との比較ができなくなるので、2回でストップしたいです」
という理由で、2回目に同様の施術を行い終了となりました。
最後は
「東洋医学の効果を実際に体感できて本当に良かった」
と、とても感動された様子でした。
施術家として、こうした体験を共有いただけるのは何より嬉しいことです。
過活動膀胱にお悩みの方へ
今回のケースのように、過活動膀胱は「膀胱そのもの」だけでなく、「自律神経(肝)」や「生命力(腎)」のバランスを整えることで、劇的に改善することがあります。
「薬を飲んでも変わらない」 「年のせいだと諦めている」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。プロも驚く東洋医学の知恵が、あなたの生活を変えるかもしれません。
ストレスや緊張が引き金となって症状が出る方は自律神経のバランスを整えれば劇的に改善するかもしれません。【当院の自律神経に対するアプローチについて詳しく知る】



