大阪市北区にある漢方医学や東洋医学の知識を用いて不妊治療・胃腸・肩こり・腰痛の悩みを得意とする鍼灸院です。東洋医学の見地だけでなく西洋医学の知識からでもアプローチをしています。

2015/10/29 17:11

発酵黒生姜湯

発酵黒生姜湯

木枯らし1号が先日大阪でも観測されました。寒くなってくると温かいものが欲しくなる季節です。また冷え性がきになる季節になってきました。

ということで新しい物販を仕入れました。「医療グループが考えた発酵黒生姜湯」です。

この発酵黒生姜湯、普通と違うのは発酵させているんですね。

いやいや商品名読んだ通りやん(怒)って言われそうですね(汗)

以前にもお伝えしましたが、実は生姜にはジンゲロールとショウガオールという2つの成分があります。

で、普通の生姜だとジンゲロールが主成分になるのです。

このジンゲロールは発汗作用が中心になり、身体を温める力はないのです。むしろ発汗するということは身体を冷ます働きになりますので、身体を冷やすわけですね。

ではどうすればいいかというと、生姜を乾燥させたり、加熱させたりするといいのです。それによりジンゲロールがショウガオールに変換されます。

漢方にも乾姜という生薬がありますが、これは大熱といって温める作用がとても高いものだと紹介されています。

で、さらに一歩すすむと発酵させるというのがポイントになってきます。発酵させることでただ乾燥や加熱させるよりも何倍も多くジンゲロールをショウガオールに変換できるんです。

また葛が加わることで乾姜的な乾かす働きを少しマイルドにしているところも実はマニアックな視点ですがミソだったりするのです。

誰にも勧めるわけではありません!

当院では擂茶という商品も置いていますし、治療に来られた方は飲まれたことがある方も多いとは思います。

でも、実は擂茶を治療後にお出ししない方もいるのです。

このように当院では体質を見極めて、擂茶が合う人、生姜湯が合う人、また他の健康茶が合う人と人によって治療後に出す商品を変えます。

ですので、商品販売の時も「貴方は生姜湯合わないからオススメはしないですよ」とお声掛けする場合もございます。売らない物販って変な感じですが僕は一番合う飲み物をオススメしたいのです。

たとえ症状として冷え性があったとしても生姜湯が合わないタイプだと擂茶やまた他の商品を勧めることもあります。

よろしくお願いいたします。

ちなみに

ちょっと調子乗って発注しすぎました(汗)

ですので、希望小売価格より若干お求め安く提供させていただきます(笑)

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