かなりお久しぶりの投稿になってしまいました。
最近かなり冷え込みがきつくなってきていますよね。まだもうしばらくはこの寒さが続くと思いますので是非冷え対策をしてもらえると快適に過ごせるかと思います。
まずは物理的に温めるものということで、僕は湯たんぽをおすすめしています。特に寝る前に布団の中に入れていれば電気あんかや布団乾燥機などで温めずとも布団はポカポカになりますし、なによりお湯を沸かすだけなので経済的!(最近電気代が高くなりましたからね・・・)ちなみに湯たんぽは安全に運用するなら寝る20分前くらいに80℃のお湯を入れた湯たんぽを寝具の中に入れて、寝るときには寝具の中から取り出してしまうのが低温やけどのリスクは0になります。また長時間布団の中を温めたい場合は60℃のお湯を入れた湯たんぽを5cmほど離して置いておくのがいいです(ただし低温やけどのリスクはあります)
ではどんな湯たんぽがオススメかというと『ソフト湯たんぽ』です。金属製の湯たんぽは熱伝導率がよすぎてすぐに冷めるし、場合によっては肌に触れたときに熱すぎることも。最近はプラスチック製のもありますが、柔らかい特殊ゴム素材でお腹や腰に乗せても重みを感じにくく当たりが心地いいのでこちらをおすすめしています。あと、給湯器のお湯でも心地いい温かさが出ますので、仕事中とかでも使いやすい。
ただ、要注意なのは安いものを買うとパッキンが弱かったりして水漏れを起こす場合もあるそ
うなのでしっかりとしたメーカーのものを買ってみてくださいね。
外出先や職場で湯たんぽは使えないという人は『ホット対応のペットボトル』を持っておくのもいいですよ。小さいのでカイロ代わりにもなりますし、脚元に転がしてマッサージするのもよしです。
参考 湯たんぽ異聞
温めることも大事ですが冷やさないということも大事です。そこでおすすめなのは腹巻です。腹巻といえば毛糸でもこもこするイメージもありますが、最近ではシルク製の薄手の腹巻もありますので目立たなくて心地いい締め付け感があるものも選べますよ。
ただし、注意点としては締め付けがきつくないものを選ぶことです。締め付けがきついものは血行不良を起こして逆効果になる場合もあります。
もう一つは肌着や上着との組み合わせで静電気が起きにくいものを選んでください。腹巻に多いウール素材と肌着や上着のポリエステル素材が合わさると静電気が発生しやすくなります。静電気を帯びていると身体のイオンバランスが崩れるとも言われますので静電気賀起きやすい素材同士の組み合わせはあまりおススメしません。
結局そこなんって思われるかもしれませんが、最終的に冷えを取り除くためには適度が運動が一番にはなります。でも、何分もランニングしろとかハードに腹筋しろというわけではなく、例えばその場でジャンプ30回とか、スクワット10回とかできる範囲でいいので続けていくといいですね。
薬膳の考え方では食べ物には熱・温・平・涼・寒性の食材があります。冷えているんだから熱性のものがいいとなるかもしれませんが、実は足が冷えてても身体全体は熱性になっている可能性もあるので、基本的には温性のものをとるように心掛けてもらえるといいかとおもいます。
温性の食材の例としては、かぼちゃ・長芋・クルミ・栗・ニラ・生姜・味噌などがあります。特に味噌は八丁味噌が冷え対策にはいいですよ。
こういった工夫でもなかなか改善しないというときは、内臓のバランスが悪くなっているかもしれませんので、鍼灸施術を通じて身体の中の改善をしてみましょう。