以前お世話になっていた師匠がよく「不動心」を身につけないといかんと仰られていた。
心を乱されるというのは、自分の為すことに自信がないから。心が乱れるのは自分以外に原因を求めようとするから。
自分の芯がしっかりとしていないのは自分の土台がいつのまにか疎かになっているからで、自分以外に原因を求めるのは、「これをしてほしい」という願望が強く出てしまうから。そうなると焦りが出てくる、焦りはミスを引き起こす。
治療家がそうなると患者さんが安心出来ませんよね。
先日ある出来事で非常に心が乱されてしまいましたが、少し落ち着いて内観していると、次の日にこんな記事と出会いました。
感謝すること。
感謝するということは、「ありがとう」と言うことではありません。
物事を大きく受け止める心です。
まさしく、今回の出来事は「不動心でいなさい」というメッセージに他ならなかったのかなと改めて教えられた一日でした。
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