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土用は「身体の緩衝材」?東洋医学で説く、季節の変わり目
季節の変わり目に、なんとなく体が重だるかったり、食欲が落ちたりすることはありませんか?東洋医学では、立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間を「土用(どよう)」と呼び、体調管理に最も注意が必要な時期としています。
「土用(どよう)」と聞くと、夏のウナギを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、東洋医学において土用は、春夏秋冬のすべての季節の変わり目にある「新しい季節へ順応するための緩衝期間」を指します。
今回は、この18日間という期間が持つ、不思議な「緩み(ゆるみ)」の作用についてお話しします。
季節をスムーズにつなぐ「緩み」の作用
東洋医学の五行説では、季節を以下のように分類します。
| 五行 | 季節 | 五味 | 作用(五作用) | 働き |
| 木 | 春 | 酸(酸っぱい) | 収(しゅう) | 引き締める・収める |
| 火 | 夏 | 苦(苦い) | 固(こ) | 固める・熱を冷ます |
| 土 | 土用 | 甘(甘い) | 緩(かん) | 緩める・和らげる |
| 金 | 秋 | 辛(辛い) | 散(さん) | 発散させる・巡らせる |
| 水 | 冬 | 咸(塩辛い) | 軟(なん) | 柔らかくする |
このように、土用の時期に配当される「土」の気は、「緩(かん)・緩める」という役割を担っています。
季節をスムーズにつなぐ「緩(かん)」の役割
なぜ、季節の変わり目に「緩み」が必要なのでしょうか?
春(木)から夏(火)へ、あるいは夏から秋(金)へと季節が移り変わる際、自然界も私たちの身体も急激な変化には耐えられません。そこで、土用という「土」の期間が入り、「緩める」作用(緩衝材)として働くことで、五行の変化をゆっくりと、スムーズに移行させてくれるのです。
「甘味」が持つ「緩み」の正体
味覚の「甘味」も土に属し、この「緩」の作用を持っています。
私たちが精神的に張り詰めたり、疲れが溜まったりした時に、無性に甘いものが欲しくなるのは、心身の過度な緊張を「緩(かん)」の力でリラックスさせようとする本能的な反応です。まさに「ホッとしたい」時に甘いものが必要なのは、このためです。
人体の中で、この「土」の気を最もダイレクトに受けるのが胃腸(脾胃)です。
土用の期間は、周囲の環境自体が「緩(かん)」の気に満ちています。そのため、私たちの胃腸も普段以上に緩みやすい状態にあります。
しかし、ここでさらに「甘いもの」を摂りすぎてしまうと、胃腸は必要以上に緩んでしまい(弛緩)、消化機能が停滞してしまいます。これが土用の時期特有の「重だるさ」や「食欲不振」を招く原因となるのです。
だからこそ、土用の時期は「あえて甘いものを少し控える」。 これが、胃腸がダレるのを防ぎ、シャキッとした働きを維持するための、プロが教える養生法です。
土用を「気血生化の源」のメンテナンス期間に
胃腸は、私たちが生きていくためのエネルギーを作り出す「気血生化の源(きけつせいかのげん)」です。
季節が移り変わる土用の18日間は、胃腸を「緩ませすぎず、適切に労わる」メンテナンス期間。この時期に胃腸の状態を整えておくことで、次の季節を元気に迎えるための「気血」をしっかりと蓄えることができます。
「なんとなく体が重い」「甘いものが止まらない」という方は、一滴の鍼で胃腸の「緩み」を整え、季節の波にスムーズに乗れる身体を作ってみませんか?
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