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牡蠣の食べ過ぎに注意?「温熱アレルギー」の症状が悪化した意外な原因

牡蠣
目次

1. 【症例】順調だった「温熱アレルギー」が突然の悪化

当院には、体内に熱がこもることで皮膚に痛みや痒みが出る「温熱アレルギー」で通われている患者さんがいらっしゃいます。

この夏も、例年に比べれば非常に良い状態で過ごせていたのですが、先日「2日前から足がヒリヒリして眠れない。こんなに調子が悪いのは久しぶりだ」と駆け込んでこられました。

外気温は真夏ほど高くはありません。なぜ急激に悪化したのか? 身体を診させていただくと、ある明確なサインが出ていました。

ツボが語る「胃腸の悲鳴」

お身体を拝見すると、特定のツボ(胃腸に関わる反応点)が、普段とは明らかに違う反応を示していました。

「何か、辛いものや熱がこもるものを食べませんでしたか?」

そうお聞きすると、思い当たる節があったようです。実は、来院の数日前に美味しい牡蠣をたくさん召し上がっていたのです。

2. 栄養豊富な牡蠣が「熱」に変わる理由

牡蠣は薬膳では「平性」と言われますが、一説には「温熱性(身体を温める性質)」が高い食べ物とされています。また、非常に栄養価が高く「補う力」が強いため、消化にエネルギーを使い、結果として内臓に熱を生じさせやすい側面があります。

特に今回の患者さんのように、もともと「熱が籠りやすい(温熱アレルギー)」体質の方にとっては、牡蠣の濃密な栄養が過剰なエネルギー(内熱)となり、それが皮膚の「ヒリヒリとした痛み」として噴き出してしまったと考えられます。

3. 「脾胃(胃腸)」の反応が教えてくれること

私が治療の指針としている「脾胃論(ひいろん)」では、胃腸はすべてのエネルギーの源と考えます。しかし、キャパシティを超えた栄養(食滞)は、体内で「湿熱(しつねつ)」というベタついた熱に変わります。

  • ツボの反応: 胃経や脾経のツボが硬く張る、あるいは熱を持つ。

  • 症状: 皮膚のヒリヒリ、不眠、口の粘り、身体の重だるさ。

「体に良いはずのもの」が、その時のその人にとっては「毒」になってしまう。これが東洋医学の奥深さであり、注意しなければならない点です。

4. 牡蠣を楽しむための東洋医学的アドバイス

牡蠣そのものが悪いわけではありません。大切なのは、自分のキャパシティを知ることです。

  • 体質を見極める: 普段から熱が籠りやすい、皮膚に炎症が出やすい方は、一度に食べる量を控えめにしましょう。

  • 食べ合わせで中和する: 大根おろし(消化を助ける)やレモン・酢(気を巡らせる)を添えるのは、理にかなった食べ方です。

  • 違和感があればすぐに相談: もし食べた後に皮膚の違和感や不眠が出たら、胃腸がオーバーヒートしているサインかもしれません。

身体の声は「ツボ」に現れる

今回の患者さんも、胃腸の熱を取り、気の巡りを整える施術を行うことで、再び落ち着きを取り戻されました。

「何を食べるか」と同じくらい「今の自分の身体がそれを受け入れられる状態か」を知ることは重要です。もし、原因不明の皮膚のヒリヒリ感や体調不良が続いているなら、それは食べ過ぎによる「内臓の熱」が原因かもしれません。

気になる症状がある方は、ぜひ一度お身体を診させてください。

ご相談・ご予約方法

当院は完全予約制となっております。初めての方も、まずは現在の不安な点を含めてお気軽にお問い合わせください。

LINEで予約・相談  ※24時間受付。お名前と現在の症状を添えてお送りください。メッセージは院長が直接拝見し、誠実にお答えいたします。

お電話でのご相談・ご予約 06-6809-2486(受付時間:9:30〜20:00 / 日曜・祝日定休) ※施術中はお電話に出られないことがございます。その際は留守番電話にメッセージを残していただければ、折り返しご連絡いたします。

オンライン予約 ※24時間受付(Airリザーブに飛びます)

院内のご案内

  • 所在地: 大阪市北区南森町2丁目1-23 藤原ビル203
  • アクセス: 地鉄 谷町線・堺筋線「南森町駅」徒歩1分、JR東西線「大阪天満宮駅」徒歩3分
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この記事を書いた人

加堂 佑のアバター 加堂 佑 伝統鍼灸一滴庵・院長

伝統鍼灸一滴庵 院長
神戸東洋医療学院非常勤講師(2024~現在)
保有国家資格:はり師・きゅう師・あんまマッサージ指圧師

大阪市北区南森町にて10年以上皆様が健康になるためのお手伝いをさせてもらっています。

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