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大豆と鰯と美容と冷え

福豆

さて、節分です。患者さまから福豆を頂きました。福は内に来てほしいですね。

この節分とは立春の1日前で、季節を分けるという意味です。ちなみに、昔は立春が正月でしたので、節分は大みそかということになります(厳密に言うと違うんですけど)。

あの「鬼は外、福は内」の掛け声とともに豆まきをするのですが、これは元々大みそかの行事であった「追儺(ついな)」から来ているものです。疫病の象徴である鬼神を追いやる行事でしたが、日本に入ってきて追いやる側の神様が追いやられる側になったり、紆余曲折を経て、豆まきになったんです。日本人の改変能力って昔からすごかったんですね。

少し話がそれました。

ちなみに節分の日に関西では鰯を食べる習慣があるのです。これは鰯柊というおまじないから来ているようですね。柊の枝に鰯の頭を刺して玄関に飾るやつです。これはさすがに最近みませんね。

で、ここで出てきた大豆と鰯ですが、実は冷えや美容と関係があるのです。

大豆は大豆タンパクと大豆イソフラボンが多く含まれており、骨を丈夫にしたり、美肌効果があると言われています。近年ではイソフラボンの過剰摂取が問題になることもありますが、日常の食品で食べる分には過剰摂取になりませんのでご安心ください。
東洋医学では豆は腎臓の形に似ていることから、腎(エネルギーの大元である臓器の1つ)に効くと言われています。特に黒大豆が一番いいですね。まぁ、黒豆を豆まきには使いませんが・・・(笑)
で、腎の働きを良くすることで、腎陽という身体を温めるエネルギーを産み出すことができるわけです。

また、鰯ですが、鰯に含まれるEPAが血液をサラサラにする働きがあるということが知られるようになりました。東洋医学でも青魚は血のめぐりを良くするとされています。また、鰯は筋肉や骨を強くするとも言われています。血がサラサラになりしっかり流れると、冷え対策にもなりますし、お肌にもいいわけですね。

ただ、炒り豆もそうですが、特に青魚は食べ過ぎると胃腸の消化機能低下を招きますので、食べすぎには注意ですよ。

炒り豆の場合はきな粉にしてしまうのがベストですが、できれば炒り豆ではなく煮豆(特に黒豆)にしてください。また、青魚の脂の毒を取ってくれるのは大根おろし、もしくは梅干し。焼き魚なら大根おろし、鰯の煮付けなら梅干しを合わせるとベストですね。

もちろん、この時間にアップしているので今晩には間に合いませんが(汗)、今年の旧正月は19日です。18日の大晦日に鰯と黒豆で冷えと美肌予防の1年はいかがでしょうか?

 

大阪市北区南森町の鍼灸院「伝統鍼灸一滴庵」

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この記事を書いた人

加堂 佑のアバター 加堂 佑 伝統鍼灸一滴庵・院長

伝統鍼灸一滴庵 院長
神戸東洋医療学院非常勤講師(2024~現在)
保有国家資格:はり師・きゅう師・あんまマッサージ指圧師

大阪市北区南森町にて10年以上皆様が健康になるためのお手伝いをさせてもらっています。

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