今日も大阪は雪がちらつくような状態で、まだまだ寒い日が続くみたいですね。
そういえば先日、ある先生から「最近冷え性対策で生姜や長ネギばっかりとっている人が肌が乾燥するようになったと言われたんだけどなんで?」という質問を受けました。
実は、これって生姜や長ネギが身体にとってマイナスの方向に作用した結果なんですね。
皆さんもご存じのとおり、生姜や長ネギというのは身体を温める作用があります。ショウガオールや硫化アリルといった成分があるからなんですが、東洋医学的にも「辛み・温性」の働きがある食べ物とされています。
では、身体を温めるのだから生姜や長ネギ食べたらダメなのという疑問がでますよね。
もちろん、食べてもいいんですよ。その冷え性が本質として冷えがメインであれば。
ここで注意してほしいのが、冷え性には本質が冷えタイプ以外にも、本質が熱タイプもいれば、本質が体力の弱りタイプも、本質がエネルギー循環の悪さタイプもいるのです。
例えば本質が熱タイプの人であれば、生姜を取りすぎると熱に熱が加えられるわけです。さらに発汗作用がある生姜や長ネギを食べることで身体の中から必要な水分が奪われ、大切なお肌がカサカサに・・・。せっかく、冷え性を改善し元気で綺麗になろうとしているのにこれでは逆効果ですよね。
では私って冷えタイプなのか、熱タイプなのか、これを見分ける一つの方法があります。
それは手鏡を用意してください。手鏡で綺麗な顔・カッコいい顔が映りましたでしょうか。
ではその顔にあっかんべーと舌を出してみて下さい。あまり力まないでね。
で、しっかり観察したあとで、一度舌をしまって次は舌で上唇をなめてみてみてください。そうすると舌の裏が鏡に映りますよね。
はい、OKです。
この舌の表側や裏側の色味が赤っぽい人は熱タイプです。逆に舌の表も裏も色が薄い感じの人は冷えタイプです。
舌の色といっても苔の色とは違うので注意してくださいね。
あと、表は色が薄いけど裏は真っ赤なタイプは水分摂取(特に冷たいもの)が多いかも・・・。
もちろん、これだけではトータルの熱タイプなのか冷えタイプなのか完全に判明するわけではないですが、少なくとも舌の色が赤いタイプで冷え性の方は生姜や青ネギを控えられたほうが賢明ですね。
この舌はどうなの? そもそも私の冷え性ってどんなタイプなど詳しい話はまた治療院でさせていただきますので一度ご予約をお願いします。
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