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手首と足のツボだけで鼻詰まりがスッキリ!勉強会の風邪の施術

こんにちは。大阪市北区南森町にある鍼灸院伝統鍼灸 一滴庵(いってきあん)の加堂です。
昨日は、私が講師を務めている学校で勉強会がありました。 今回のテーマは「温病(うんびょう)」。少し難しい言葉ですが、インフルエンザなどの感染症を東洋医学でどう捉え、どうアプローチするかという内容です。
鍼灸師にとっての「風邪」とは?
「鍼灸院で風邪の相談?」と不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。 もちろん、まずは安静にすることが第一ですが、私の師匠はよくこんな風に言っていました。
「風邪を上手に対処できてこそ、一人前の鍼灸師だ」
東洋医学では、風邪を大きく二つのタイプに分けて考えます。
- 「傷寒(しょうかん)」:ゾクゾクと強い寒気を感じるタイプ
- 「温病(うんびょう)」:のどの痛みや熱感が強く、現代のウイルス感染症に近いタイプ
このタイプを見極めないと、使うツボも養生法も正反対になってしまいます。引き始めのサインをどう読み解くか、そこにはプロとしての真髄が詰まっています。
勉強会での「生きた実技」と驚きの変化
実技の時間、卒業したばかりの教え子の彼女が手を挙げました。 「先生、実は昨日熱が出て……今日もまだ頭痛と鼻詰まりがひどいんです」
彼女をモデルに脈や舌の状態を詳しく診てみると、風邪の初期から少し進んで、体の中に余分な水分(湿)が溜まっている状態でした。これが鼻水や重い頭痛の原因です。
そこで私が選んだのは、たった2つのツボ。 手首の外関(がいかん)と、足の太白(たいはく)です。
「バリア」の力を高めながら、お腹の調子を整えて、水の巡りをスムーズにする……。そんなイメージでそっと鍼をすると、すぐに変化が現れました。
「あ、鼻が通った!」「頭がすーっと軽くなりました」
パッと明るくなった彼女の表情を見て、周りの参加者からも驚きの声が上がりました。
胃腸をいたわり、内側から追い出す
脈も力強くなり、肌にしっとりと良い汗が出てきた彼女に、こんなアドバイスをしました。
「今は身体の中に『湿』という余分なものが溜まって、胃腸が弱っている状態なんだ。だから、消化に良くて温かいスープやお粥を食べて、体力を回復させながら、じわっと発汗を促してね」
弱った胃腸に負担をかけず、内側からエネルギーを補うことが、風邪を追い出す一番の近道なのです。
「首」と名のつく場所を冷やさない
最後に、彼女に帰り際の大切な合言葉を伝えました。
「首、手首、足首。この『首』と名のつく場所は、外からの邪気が入り込みやすい関所。ここを冷やさないように守ってね」
特に今回使った「外関」がある手首などは、意外と冷えに対して無防備になりがちな場所。ここをガードするだけでも、体の守備力はぐんと強くなります。
教え子の彼女が、自分自身の体を通して東洋医学の可能性を感じてくれたこと。それが何より嬉しい一日でした。
皆さんも「三つの首」を温かくして、どうぞ健やかにお過ごしくださいね。
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