大阪市北区にある漢方医学や東洋医学の知識を用いて不妊治療・胃腸・肩こり・腰痛の悩みを得意とする鍼灸院です。東洋医学の見地だけでなく西洋医学の知識からでもアプローチをしています。

2018/5/12 09:51

週二回目以降プランを設定しました。

実はこの5か月試運転で試みていましたが、この度正式に週2回目以降のプランを設定することにしました。

同一週2回目以降、1回あたり1000円(税込み)

※同一週ですので週をまたいでのご利用はできません。

同業者の先生からは「価格競争をしたらダメ」「値上げはいいけど値下げはダメ」と口を酸っぱくして言われます。

資本主義経済においてこれは正しいことではありますが、僕自身ここにモヤモヤとしたものを感じていました。

 

「治療って誰のためのもの?」「自分は身体のために自分の治療のためにいくら払えるか?」

 

よく患者さんから「週3回はお金が持たない」「そんな余力はない」という声を聞くことがあります。

僕自身、週2回ペースだと月8~9回だとして40000円~45000円を自分の治療に使えるかと言われると無理です。いろんなことを我慢してもかなり厳しいです。

でも、僕が治療として、治ってもらうための治療プランとしては週2回以上来てもらう必要があるケースがほとんどです。

(もちろん、痛みのコントロールであったり、症状の緩和であったり、ゆっくりと緩解に向けていくという意味では間隔が空いても効果的ではあります)

僕の治療スキルがアップすれば週1回や2週に1回の治療プランが成立するかもしれませんが、まだ僕自身全員にその治療プランでOKということはできません。

「治っていろんな人に喜んでもらいたい」

僕が鍼灸治療をする上での理念は「患者さんだけでなく、その周りの人も笑顔になる」ことです。

 

もちろん、その反面僕も小さな子供もいるので生活をするためのお金をいただくというのも重要な課題です。ある治療家の先生は「来てくれている患者さんへの一番の貢献は治療院を続けること」と仰られておりました。まさしくその通りだと思います。

そして家族の笑顔を守ることももちろん大事です。

ですので、週1回目の治療費はそのままの額にさせていただいております。

治療家として1回5000円の治療を提供すること、1回5000円の治療費を高くないと思ってもらうことももちろん心掛けていくつもりです。

そして、2回目以降1000円だからといって治療の手を抜くことはありません(そこで手を抜いてしまうと意味がありません)。

この5か月「こんだけやってもらったのに1000円でいいの?」と言われることも数多くありましたが、

いいんです

 

いや、もしかしたらやっぱりゴメンなさいという時がくるかもしれません(増税とか増税とか・・・)。

それまではこの料金体系で頑張っていきますので、皆さまどうかよろしくお願いいたします。

伝統鍼灸一滴庵 加堂佑

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です