大阪市北区にある漢方医学や東洋医学の知識を用いて不妊治療・胃腸・肩こり・腰痛の悩みを得意とする鍼灸院です。東洋医学の見地だけでなく西洋医学の知識からでもアプローチをしています。

2015/8/18 20:15

プレママ(妊娠中の女性)を治療するということ。

ninpu

大阪市北区南森町駅すぐ伝統鍼灸一滴庵の院長加堂です。

先輩鍼灸師であり以前一緒に勉強していた仲間である足立鍼灸院仁鍼道さんのところで妊婦さんの治療に対しての勉強会がありました。

「妊娠中に鍼ってしてもいいんですか?」「お腹に鍼すると赤ちゃんに刺さりそう」等といった話は時々お聞きします。

もちろん、大多数の場合は鍼灸治療を行って大丈夫です。お腹に鍼ですが、基本的には刺さない鍼やお灸にて治療しますのでご安心くださいといつもはお答えしています。

とはいっても、やはり妊婦さんの臨床経験が少ないので、やはり不安な時もあるわけです。つい数ヶ月前までは私自身妊婦さんがいつも隣に居る状態でした。逆子も経験しました(すぐ治りましたが)。つわりも経験しました。それぞれにおいて治療が上手くいったり、いかなかったり(汗)しましたが、困った症状も出ました。

妊娠中の夜中の手足のかゆみが治療上で一番頭を悩ませました。

妊娠中の身体はエネルギー過多が基本

妊娠中の身体は子供を宿しているだけあって生命エネルギーが大量にある状態です。この状態を損なうようなことをしないのが基本ですが、実は痒みも往々にしてエネルギーが有り余って悪さをすることが原因だったりします。ですので、治療は余分な熱を抜くことになるのですね。

エネルギーを損なうことなく、熱(エネルギー)を抜くという無理難題を出された気分ですが、先輩鍼灸師のお知恵を借りながらなんとか治療をしていった記憶があります。

こんなこともあり、一度勉強しておきたいというところで、勉強会のお誘いがあったので参加したわけです。

お腹の張り・出血があったらまずは病院へ

勉強会では色々な妊娠中のトラブルに対して鍼灸治療を行っている話を聞きましたが、やはり病院へまず行ってもらうケースもあります。

では、どんな時に鍼灸治療でなく病院へ行ったほうがいいかというと、お腹の張りと出血です。

鍼灸師の場合はそれでも脈を診て大丈夫か大丈夫でないかを判断することができますが、患者さんの場合はそうはいきませんよね。

ですので、妊婦さんで出血があったり、お腹の張りが強かったりする場合はすぐにでも病院へ行かれることをご提案します。

本人の、そして生まれてくる子供への治療

妊婦さんを治療するということはお腹の中にいる子供を治療することになります。また、この時期が一番女性にとって身体をいたわるチャンスです。

折角ですから、妊婦さんでつわりやむくみ、便秘、ムズムズ脚症候群でお悩みの方は鍼灸院へ行ってみてはいかがでしょうか?

大阪市北区界隈でお探しの場合は当院へどうぞ。

大阪市北区南森町駅すぐ 伝統鍼灸一滴庵

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