南森町で身体の内から健康にする伝統鍼灸一滴庵の加堂です。
先日、コーヒーセミナーに行ってきました。実は普段飲んでいるコーヒーって炊いてから一週間以上経ったご飯と同じなんですって。カチカチのパサパサのご飯を普段美味しいって言いながら食べませんよね。でもコーヒー業界では当たり前になっているわけです。
ということで、目の前で焙煎してくれたコーヒーを頂きました。
コーヒーって苦いもののイメージってありますよね。焙煎したてのコーヒーって苦味が殆ど無いんです。もちろん全くないのではなくて舌に残る苦さとしてはなく、コクとしての苦味はちゃんとあります。実は苦味の大部分はただの雑味でエグみだったんですね。
冷めても美味しいコーヒーって飲んだことあります?
実は焙煎したてのコーヒーは冷めても美味しいというか、冷めたらまた違う表情を出すんです。
「熱々のコーヒーを出すコーヒー屋さんは信じられない」と言うのが王様コーヒーの中川さん(今回のセミナーをしてくれた人です)。
熱々だと味がわからなくなってしまうのでコーヒーの品質がいいか悪いか誤魔化せてしまうからとのこと。
少し冷めてからしか提供しないのにはコーヒーの品質と焙煎したてという手間の違いを味わってほしいから。う~ん。奥が深い。
「こうやって美味しいコーヒーを淹れて自分でも味わっていると感覚が研ぎ澄まされてくるんです。日々勉強ですね」
コーヒーを淹れるのも、鍼灸の世界も同じですね。職人さんに刺激をもらいました。
王様コーヒーは不定期でイベント出店やBARを間借りしています。詳しくはfacebookページを参考にしてください。
大阪市北区南森町駅すぐ 伝統鍼灸一滴庵
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