2016/12/7 18:30

東洋医学における数字の話その7

seven

さて、久しぶりの数字の話です。この「七」ですが、易では四象(東洋医学における数字の話その4を参照してください)の中の少陽の数とされています。この少陽は陰の中にある陽なんです(ここ重要)。

東洋医学における数字の話その1
東洋医学における数字の話その2
東洋医学における数字の話その3
東洋医学における数字の話その4
東洋医学における数字の話その5(1)
東洋医学における数字の話その5(2)
東洋医学における数字の話その5(3)
東洋医学における数字の話その5(4)
東洋医学における数字の話その6

ということで、この陰の中にある陽というキーワードがポイントになっているのが養命酒でお馴染みの「女性は七の倍数」という言葉なんですね。

男女を陰陽で分けたときには男性は陽で女性は陰です。ベースは陰なのですが、陰陽というのは陰や陽だけで存在することができないので、陽の助けがいるわけです。ということで女性が成長するためにはこの陰中の陽である少陽の助けを得ることで大きく変化を付けていくわけなのです。ちなみに男性は「八の倍数」で八は少陰ですので同様のことですね。

また五臓六腑の中で肝臓と肺臓はそれぞれ7つのブロック(葉)と8つのブロック(葉)からできているとされています。これも肝と肺はそれぞれ陰陽でわけると肝は陰で肺は陽になるので、それぞれが対応した少陰と少陽の助けを得ているわけなのです。

余談ですが、七にまつわる東洋思想で有名なのが北斗信仰ですね。道教では北斗真君として神格化しているくらい、重要な星だったわけです。そういう意味でも「七」には色々な意味合いが本当はあるのかもしれませんね。

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