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立春が過ぎたとはいえまだまだ寒い日が続き、お布団から出たくないですよね。

この睡眠についてはもちろん皆さんだれしもが必要とするものです。時折ナポレオンや明石家さんまさんみたいにほとんど眠らないで生活できる人もいるみたいですが、ほとんどの方はきちんと眠らないと元気がでませんよね。

では、この「きちんと眠る」というのは何をもって「きちんと」なんでしょうか?

それは、睡眠の質を向上させるということです。具体的に言うと睡眠の時間が大切になってくるんです。

「あー、それやったら私大丈夫だわ。1時から8時まで7時間は寝ているもん」

違うんですよ。よく見て下さい。

睡眠時間。

睡眠時間ですよ。

この「の」が言いたいことは睡眠の絶対量ではなく、睡眠に入るタイミングを意味しているんです。

西洋医学的な睡眠の質

22時から2時がお肌のゴールデンタイムという言葉を聞いたことがある方もいるかとは思いますが、実は最近この説が誤解だということもわかってきまして、成長ホルモンは22時から2時という時間ではなく睡眠後3時間が重要ということらしいです。

ただ、睡眠の質を高めるためのホルモン、メラトニンに関しては朝起きてから14~16時間後に出るため、7時に起きたとしたら大体21時から23時頃になってきます。そうなってくるとこのゴールデンタイムに近づいてきますよね。メラトニンを意識するとやはり今までのゴールデンタイムというのはあながち嘘ではないみたいです。

東洋医学的な睡眠の質

では、東洋医学的にはどうでしょうか。東洋医学では時間と内臓の働きとは密接な関係があるとされています。これを子午流注だとか子午陰陽だとかいうわけですが、とりあえずそんな難しい言葉はおいておきましょう。

で、この22時~2時というのは主に胆と肝という内臓が活性化する時間なんですね。で、この肝なのですが、以前お伝えした気の流れを調節する働きだけでなく、血を蓄える(蔵血作用)働きがあります。血を蓄えて必要なところに流していく働きなんです

この血(東洋医学的には“ち”ではなく“けつ”と呼ぶとポイント高いですよ~)なのですが、やはり栄養を運ぶ作用があるのと共にオーバーヒートした身体をクールダウンさせる作用があります。日中というのはしっかりと動き回るためエネルギッシュに気が働きます。夜はこのエネルギッシュな気を休めていくために血が気を静めてクールダウンさせるのですね。そうなると次の日はまた気がしっかりと働ける状態になる。

ですので、しっかりと血が蓄えられるようにするためにはやはり22時~2時に眠っている必要があるのですね。

注意すること

とはいっても、何も無理して22時に寝る必要はありません。眠くないのに22時になるから布団に入るというのは現代の生活状況では難しいものがあります。逆に眠れなくて目が醒めてしまい、余計に眠れなくなることもあります

ですので、以下のことを意識してみてください。

  • まずは無理せず30分を目安に眠る時間を早くする
  • できるだけ睡眠前にはスマホやパソコン、テレビを見ないようにする(特に寝ながらスマホはダメ
  • 眠れないときは一度起きてしまい、軽いストレッチをするかホットココアや抹茶を飲む
  • それでも無理ならお風呂に入りなおす(しっかり身体を拭くこと

もちろん、日常の生活改善だけではなく、鍼灸治療も取り入れていくといい睡眠ができるようになり、疲れやすい、冷えやすいといった体質改善につながっていきますよ。

 

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