話題になったので知っている人も多いかと思いますが、先日何かとお騒がせの内海医師がまたまた爆弾発言をしました。詳しい内容は下記のサイトを参照してください。

医師の内海聡氏が障害を持つ子供の両親に向けて辛らつな主張

 

そもそも医療に関わる人間の言葉というものは、それを聞くものにとって強い力を持ちます。医療業界の最高権威である医師の言葉はそれこそ医療に関わらない人間にとってはすごく重たい言葉になっちゃうわけです。

内海氏がどういう思いでこの言葉を投稿したのかはわかりませんが、やはりこの投稿をみてショックを受ける両親は多々いるでしょう。確かに食生活は正しい方がいい。これは正論です。でも、この正論を出しても伝わらなければ意味が無い。

正論が患者さんを治すわけではない。その情報を聞いてアクションを起こしてもらうことで患者さんは治るわけです。

私が鍼を持ち始めた頃に指導して頂いていた先生から

「加堂、あの言葉はあかん。それは正論やけど正論が人を治すわけではないぞ」

と注意されたことがありました。この時は頭をガツンとされた感じでしたね。私自身はもっと治ってほしいからあれしてはダメ、これしてはダメと言ってしまっていましたが、それでは人は動かない。

場合によっては確率論を無視した話をしてでも患者さんにとって救いを与えなければいけない。その言葉を伝えることでその患者さんが治す力を発揮できるケースもあります。

「その病気治らないのでこの薬をずっと飲んで下さい」→「ごめんなさい、今は治すことが出来ませんが将来もっといい治療ができるかもしれません。それまではこの薬を飲んで辛い状態を少しでもマシにして仲良く付き合える方法を考えましょう」

病気を診るのではなく人を見る

私も含めてこのことを改めて意識する必要がありますね。

大阪市北区南森町駅すぐ 伝統鍼灸一滴庵