sannpo

紅葉がずいぶんと色づき始めました。こういう時はぶらりと散歩をしたいですね。

散歩といえば僕は養生(生活指導のこと)の中でよく散歩をすすめています。とくに冷えのぼせタイプの冷え性の方には「散歩をしてください」とよく言います。

そういうと皆さんがよく仰るのは、「通勤の時、一駅歩いていますよ」「ウォーキングは時々やっていますよ」と。

 

実は・・・通勤の歩行やウォーキングと散歩とは意味合いが違うんです!(ここ重要!)

 

散歩とは元々の言葉は逍遥(しょうよう)と言いました。坪内逍遥や逍遥散の逍遥ですね。

この逍遥という言葉、元々は『荘子・逍遥遊』という古い本に出てくるのですが、この荘子の註釈に逍遥の意味が書かれていましたので引っ張ってきましょう。

黃幾復云:逍者,消也。如陽動冰消,雖耗也,不竭其本。遙者,搖也。如舟行水搖,雖動也不傷其內。

逍とは消すの意味だけどゼロにするということではなくてまるでお日様の光が氷を解かすような感じでじわーっと緩めていくような意味合だよ。

遥とは揺れるという意味でまるで舟が水の上をゆらりと揺れているような感じ。決してバタバタ動いて船の中の物を傷つけるもんじゃないよ。

 

さて、通勤時に職場に向かうときにじわーっと氷が解けるような緩やかさをもって動けますでしょうか? ウォーキングって舟がゆらりと揺れるような速度でしょうか?

 

ね。全然違いますよね。

 

散歩は基本的には何も持たず(荷物は写真の女性みたいに肩に少しかける程度で)、ゆったりと景色を楽しむようなスピードでのんびりと心を落ち着けるようにしてください。時間は自分の体力に合わせて10分からでもいいですし、欲を言えば1時間程度時間を取ってもらうといいですね。

 

是非、お天気のいい日はのんびりと散歩をしてみてください。

 

大阪市北区南森町で冷え性や自律神経のゆがみを整える鍼灸院「伝統鍼灸 一滴庵」

〒530-0054 大阪府大阪市北区南森町2丁目1−23 藤原ビル203 (2015年1月開院予定)