cropped-water_beiz.jp_M00181.jpg

本日は二十四節気の中で一番寒い日とされる大寒です。ちなみにこの日の水である「寒の水」は一番きれいな水として仕込みやお清めに使うのです。(寒の内であればいいという話もあります)

ではなぜこの時期が一番きれいな水かというと、

東洋哲学では水というのは火と比べて陰に属します。
そして、清濁を陰陽で分類すると清が陰で濁が陽になります。
さらにいうと、寒熱を陰陽で分類すると寒が陰で熱が陽になります。

つまり、一番寒い日というのは一番陰の働きが強くなる、つまり一番清らかとなるわけです。ですので、寒の水は1年の中で一番きれいな水というわけになるのですね。

実は仕込みに使われる理由はきれいというだけでなく、水の持っている陽気(エネルギー)が関係してくるとも思えますが、この話をすると少し難しくなります。

以前にも水の卦を書きましたが、水は陽気を内包した卦なんです。

で、ここで寒くなり陰が強くなると相対的に陽が弱くなるかと言うと、実は陽もバランスを取るために強くなるんです。バランスが取れなくなってしまうとそれこそ「白河の清きに魚のすみかねて・・・」になるのですが、基本的にはバランスを取っているのですね。

ということは、実は一番陰が強くなる寒の水は一番水そのものが持っているエネルギーもたっぷりつまった水ということになるんです。しかも、陰に守られているから簡単にどっかに行かない・消耗しない。

ですので、しっかりエネルギーが詰まった水で作るからお味噌やお酒が美味しくなるんですね(笑)