先日患者さんと久しぶりに口論をしました。

若い(といってもアラサー)の男の子が睡眠不足傾向で、主訴の増悪因子になっていると思ったので、「もう30分早く寝てね」と言ったところ、「僕は従兄弟と比べたら早く寝ている。従兄弟は遅く寝ても身体に何の症状も出ていないぞ」と言われちゃいました。

確かに12時ギリギリではありますが、日付が変わるまでには眠っているので同年代の子と比べると早く寝ていますし、見たい深夜番組も我慢しているため仲のいい従兄弟と話が合わない時があるというのも知っています。

でも、それを言っちゃお終いよ。

人には生まれもった体質や才能というものがあります。(難しい言葉で稟賦と言います)

例えば僕は筋肉がつきにくい体質なのでいくら頑張ってもドウェイン・ジョンソン(アメリカンプロレスラー・俳優)にはなれません。昔の人にわかりやすい例えだとハルク・ホーガンですかね?(笑)

それと同様に病気になりやすい体質・なりにくい体質。糖質を分解できず肌に影響を及ぼしやすい体質、及ぼしにくい体質、色々な体質があります。

本当は好きなことを好きなだけして欲しいんです。出来るようにお手伝いしたいのです。

ですが、せめていい状態に持っていけるまでは我慢して欲しい。これが養生の最低限のこと。

身体治しは患者さんと術者の両輪が必要です。施術者の腕は問われますが、施術者がいくらアクセルを踏んでも患者さんがブレーキを踏み続けるとまっすぐ治る道に入れない。

もちろん苦しいのは自分なんだから、やる・やらないは自分が決めることで押し付けはしないけれども、出来れば頑張ってほしいと思っています。