本日伝統鍼灸一滴庵の本棚にきょうの灸せんせいを置きました(実はちょこっとだけですが、本棚があります。貸出もできますので気軽にお声かけください)。

多分鍼灸業界初の商業誌に載ったお灸漫画だと思います。当院の治療とは若干違うのでここに載っているツボが必ず症状を改善できるとは言い切れませんが、読み物としてはまずまず面白かったですし、これをきっかけに鍼灸院を訪ねていただければ幸いです。

透熱灸と知熱灸は違う

ただし、僕自身はお灸の醍醐味は透熱灸(少しだけ焼け跡がしばらく残るお灸)にあると思っています。このあたりは以前にもブログに書きましたね。

鍼灸師がするお灸の意義

そもそも透熱灸はわざと小さな火傷を作ることで免疫を賦活させる役割があります。これは知熱灸(お灸せんせいがするようなお灸)では弱いんですね。知熱灸やせんねん灸のような間接灸はどちらかというとリラックス作用や血管をゆっくりと拡張させる働きで体温上昇を狙うので、透熱灸とは役割が全く違いますし、治療という点においては透熱灸の免疫を高める目的でお灸することが中心になりますので、当院では透熱灸を行うことが多いです。

鍼灸師でも透熱灸は苦手

でも、じつは以前勉強会の昼食時にお灸の話になったのですが、女性鍼灸師のみなさんも透熱灸は嫌とのことです(苦笑)。顔や見えるところはもちろんのことですが、やっぱり手足であっても痕が残るのはちょっと…と。

鍼灸師でもこのような意見が出るわけですから、患者さんはもっと嫌なのかなぁと思ってしまいます。ですので、どうしても苦手だという時はおっしゃってください。極力熱さや痕が残らないように配慮します。

とはいえ、治療なので我慢してくださいとお伝えするケースもあります(免疫低下が激しい場合とかですね)。もちろん、その時も同意を頂いての施術になりますから、絶対無理というときは遠慮なく仰ってくださいね。