ギボウシ

うるい(オオバギボウシ)ってご存じですか?

実は私、先日の『しゃべくり007』(佐々木希が可愛かったんですよ)で雪うるいを見るまではうるいって知らなかったんです。

ここで、いつもの悪い癖で好奇心でうるいって調べてみました。調べてみるともしかしたらいい春の食養生の食材かもと思ったわけです。

基本的に春の野草類は肝の働きを強くしすぎて、気の昂ぶりを引き起こしてしまいやすくなりますまた、胃腸の弱らせやすくなります春のタケノコやゼンマイを食べ過ぎて顔に湿疹が出たり、めまいがしたりという例ってけっこうあるんですよ。

個人的な見解になりますが、実はうるいはこれらのデメリットをある程度解消しながら春野菜の特徴である解毒(デットクス効果)が期待できる食材ではないかと私は考えているのです。

 

ということで、まずはウィキペディアから。

オオバギボウシの若葉はウルイと呼ばれ、山菜として賞味される。春先の若葉が丸まって立つように生え、葉の色がうり類の皮に似ているので、瓜菜(うりな)が転化したと言われている。別名としてウリッパ、アマナ、ギンボ、山かんぴょうなどがある。

北海道、本州北部・中部の山地や丘陵・草原などの湿りけのあるところに自生している多年生草本。ギボウシ属の雑種として20種以上が知られている。葉の長さは20-25cm。早春の息吹を伝える。 ビタミン類・ミネラルの他に、ヌメリ成分の中に多糖類が多く含まれているのでリンパ球を増やして病気に対する抵抗力を高める効果があるとされる。

 

次に、古典資料から・・・と思ったんですけど、このうるいって、昔から採られていたとされながらもあまり本草書(薬草学の本のこと)には記載されていないんですね。唯一見つけたのが有名な本草学者である貝原益軒の『大和本草』なのですが、紫萼(しがく)として載っていますが、あまり有益な情報はありませんでした。

これはエーザイ提供の薬用植物一覧からですが、

幅広い葉を持ち、初夏に淡紫色の花を咲かせます。根を摩り下ろして、酒と合わせて腫れ物などに外用とします。

となっており、根には解毒作用があるとされています。

 

次に、現代栄養学から考察してみましょう。うるいにはビタミンCとカリウム、ポリフェノールが多く含まれています。

『しゃべくり007』でも美肌効果に期待として紹介されていましたが、確かにそういった側面もあるかもしれませんね。

カリウムが多いということですので、ナトリウムが多い食事をしている現代人にはカリウムは余ったナトリウムを体外に排出してくれる作用がありますのでいい食べ物になりますし、ポリフェノールの抗酸化作用で血がサラサラになる効果も期待できるかもしれません。

 

ここからは私の個人的な見解になります。最初にもお伝えした通り、実は今まで知らなかったので食べたこともありません(もしかしらた知らずに食べたことがあるのかもしれませんが)。ですので、希ちゃんからテレビで食べている芸能人の姿から、またうるいの特性からの東洋医学的な薬効の想像をしてみました。

ギボウシの若芽をうるいと言いますが、この若芽は他の春の野草とは違い、葉が広めで突き上げる印象がありません。

また、野草の苦味をもちながらも、甘みが強く、粘りがあるため、清熱解毒の作用をもちながらも滋陰作用もある程度は期待できると予想できます。

こうなると、春野草の特徴である肝気の昂ぶりをある程度防ぎながら、春野草のもう一つの特徴である解毒という効果が期待できるのではないかと考えられるのです。

ちなみにうるい自体は旬は4月~5月頃ですが、促成栽培でもうすでに出回っているみたいですので、バーニャカウダーでもいいですし、味噌汁やおひたしでもいいので是非一品いかがでしょうか?

あと、注意してほしいのが、自生のうるいを採るときにバケイソウという毒草と間違って採ってしまうケースが多いので、できれば自生ではなくお店で買って食べてくださいね。